テロメアを短くするタバコ&紫外線

テロメア短縮の原因の1つに、タバコを吸い過ぎることがありますが、イギリスの首都ロンドンのセントトーマス病院の研究チームが18〜76歳までの女性1122人を対象に行った調査で、1年間に禁煙者群より喫煙者群の方がテロメアが27塩基対の割合で短くなっていたという結果が報告されています。また、タバコを20本、10年間毎日吸った場合、約5歳分のテロメアが失われることも公表されています。

 
これは、タバコの煙に含まれる約60種類の発ガン物質が、体内で多量の「活性酸素」を発生させることでテロメア短縮に影響を与える原因として挙げられていますが、この活性酸素が細胞核の中にある遺伝子を変異させたり、がん抑制遺伝子を排除するなどして細胞をガン化に導くと言われています。

 
また、紫外線を浴びすぎることもテロメア短縮の原因の一つとして考えられており、その他にも紫外線は細胞内の遺伝子を傷付けたり、目の水晶体のたんぱく質を酸化して目を悪くしたり、日焼けなどで繰り返し浴びることで皮膚ガンを誘発するケースもあるそうです。

 

(参考文献: テロメア 生命の回数券 / 自由国民社,2017)
 


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