Q.テロメアが短くなるのを遅らせる方法はありますか?
A.普段の生活習慣を変えることで、テロメアの加速度的消耗をある程度抑えることができます。
テロメアは、体内にあるそれぞれの細胞に含まれる染色体が、染色体の先端部に持っているものですが、現在ではこのテロメアが、その人の今後の健康状態を示すバロメーターとなる可能性が示されています。身体の細胞が細胞分裂を繰り返すたびにテロメアは短くなっていきますが、内的要因や外的要因による短縮速度の上昇がなければ、テロメアが消失して細胞分裂が完了し寿命が来るまで約125年、つまり理論上125歳くらいまで人間は生きることができると言われているのです。
内的要因や外的要因というのは、たとえば食生活の乱れや運動・睡眠不足、仕事や人間関係など様々なことに対する心理的なストレス、タバコの吸いすぎ、内臓周りに脂肪がつくポッコリお腹の肥満、化学物質の影響などのことで、これらが日常的に生じることで体内に「活性酸素」が過剰に生じやすくなり、組織の酸化・還元状態が乱れることでテロメアが加速度的に短縮してしまいます。
そのため、抗酸化につながる食事を心がけたり、暴飲暴食をしないこと、十分な運動・睡眠をとること、怒りや悲観心理のようなストレスを感じにくい生活環境を用意すること、禁煙などを心がけることなどによって活性酸素の発生量を抑えて、寿命を理論的数値に近づけることができるのです。もちろんこれらの要素は、心血管系疾患や代謝異常など病気の発生を防ぐ要因にもなります。
また、科学的なアプローチでテロメラーゼを誘導し活性化させる「TAM」(テロメラーゼ誘導活性分子)や、信頼できる医療機関と連携して「SGF (Stem cell Growth Factor)」による修復医療などを中心に、その人の健康状態に基づいて自己再生能力を先制的に改善していくことで、テロメアの短縮スピードを遅延させる可能性も指摘されているのです。
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